業務用エアコンの買い替えや新たに設置をする場合でも、従来型の壁面設置型を選ぶよりも天井型の方がおすすめになります。坪数が狭くて冷風は本体の前側の1方向で十分な場合は何ら問題はありませんが、坪数が大きく横幅があるような空間では天井型を採用することで空間全体に冷風を送ることができるようになります。おすすめできる理由は冷風が届かない部分を解消できることになりますが、考え方としては照明器具と同じことをあげることができます。店舗を事例にすると壁側に照明器具を取り付けると当然ながら中央と反対側には明るさが届きません。
このため照明器具は店内の中央付近の上に設置をし、ダウンライトのように複数の箇所に取り付けをする方法で店舗内全体を明るくすることができます。業務用エアコンも天井型であれば、照明器具と同じように全体に行き渡ることになり、坪数に合わせて台数を増やす方法であれば夏の暑い季節でも効率よく冷房を全ての位置に届かせることに成功します。天井型でもビルトイン型やカセット型、天井吊り下げ型などがありますが、この選択肢は店舗のデザインや照明器具の種類によって判断することがベストです。注意が必要になることは、機種の選定をあげることができ、同じタイプでも馬力違いが多数あるので、特に1台ではなく複数台を設置するような店舗では業務用エアコンの販売と工事を行う会社からの現地調査で提案を受けることが必須です。
馬力数もレイアウトも最適化することができた場合、以前よりも節電に成功することができ、とある統計の中には約70%の節電に成功できた事例もあるので知識力が豊富な会社の提案は無駄を作らないためにも重要になります。