臭気と排ガスの処理に必要なスクラバー

工場での製造過程で発生する排ガスは、そのまま外部へ放出してしまうと、近隣の迷惑となりますし、環境問題へとつながります。工場内部での排ガス対策が十分ではない場合、従業員への環境悪化による健康被害や、生産性の低下が起こる可能性が高くなります。そこで排ガス対策にはスクラバーを上手に利用する必要があります。それではスクラバーとはどのようなものなのでしょうか。

有害ガスや排ガスなどを吸着や水洗浄、薬剤中和などで処理をして、大気に放出できるようにするための装置のことをいいます。またスクラバーは洗浄塔システムや排ガス処理装置とも呼ばれています。工場で発生するガスは、扱っている製品や製造方法の違いによりさまざまで、それぞれの排ガスに対して適正な処理をしなくてはなりません。次では4種類の工場の例をあげて、どのような排ガスが発生するのかについてのお話をいたします。

鋳造工場では、粉塵が混ざった排ガスやレジンが含まれたアンモニアにより強い臭気を発生します。次に製薬工場では、漢方薬の強い匂いが工場から発生することがあります。続いて化学工場では、人体に有害なホルムアルデヒドや、有機溶剤などの強い匂いが多く発生します。最後にゴム製品加工工場では、粉塵や有機溶剤が混ざった排ガス、シロキサンやシリコンを含むガスによって臭気が発生します。

このように工場から出た様々な強い臭気物質や排ガスを、スクラバーが処理することができるのです。

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